
オールメディカルの上尾さん、弓野さんに初めてお会いしたのは、一昨年の暮れ・クリスマスの日でした。まだBeforeコロナで嵐の前の静けさだったかもしれません。私の住まい近くのカフェで穏やかに会合が行われました。
開業の決心は固まっていたので、お会いする目的もはっきりしていました。「開業のサポートを信頼してお任せできる方々か」という一点のみでした。
開業をぼんやりと考え始めて数年の間、開業向けの本を(先日数えてみたら)20冊以上は読んでいましたが、病院勤務を変わらず続けながら準備するためには、強力なサポート役が必要不可欠と考えていました。
ただし誰に依頼するか?コンサルタント?薬局や卸業者の支援チーム?税理士事務所?いろいろな意見や考え方はあるかもしれませんが、私は信頼できる力のある方であればコンサルタントにお願いしたいと考えました。
そんな中ネットでみたオールメディカルさんに一度お会いして話を聞きたいと思わせる魅力がありました(前線に立って結果を出しておられる様子が、開業された医師の方々の体験記からも伝わりました)。
そして、お会いした結論は「ぜひお世話になりたい、お任せしたい」でした。特に気負うこともなく地に足の着いたお二人の振る舞い・お人柄にも安心感を頂いたことが、昨日のことのように思い出されます(その後、上尾さんの少しニヒルでお茶目な一面も見させて頂きました。弓野さんはいつも穏やかでにこやかですが、人を見抜く力や端的に表現する力が抜きんでて畏怖の念を抱きました。私はどう見えていたのだろうか?と冷汗が・・)。
実際に準備がスタートし各業者の方たちを紹介頂いたのですが、仕事熱心で心根の良い方ばかりで、これだけの皆さんに力を貸してもらえることに感謝の日々でした。
当初は山登りのイメージで、私が登山するのにオールメディカルさんがシェルパ(私の勝手な妄想)でしたが、途中からは「これは船出の準備だな」と感じました。私が航海に出るにあたり、オールメディカルさんが船を造るための準備、優秀な職人や乗組員を集めて監督・調整をしてくれました(私の脳内でのイメージ)。
そう言えば、打ち合わせも重ねてほぼ決まっていた案件が予期せず断念せざるを得ないことがあり大変残念なこともあったのですが、あのときも不思議なほど不安や焦りの気持ちは湧いてきませんでした。これは恐らく、しっかりと継続したサポートを頂いていたからだと思います。実際に、その後も何事もなかったかのように準備は着々と進み、楽しい仲間たち(スタッフ)も加わって無事にクリニックをスタートすることが叶いました。
これから開業を考える皆様には、間違いないサポート役を選んでいただきたいですが、信頼できる人かどうかは勿論、開業のためには多くの業種の方が関わるため、その繋がりも重要と思われます。そういった面からも、オールメディカルさんは間違いありません。
病院勤務を変わらず続けながらの開業準備(予期せぬコロナ禍もあり・・)、いま考えてもオールメディカルさんの力が無ければ、これほど順風満帆にはいかなかったでしょう。
“サポート役”という表現を繰り返しましたが、撤回したくなってきました。
“総監督”でしょうか?あれ、船のイメージはどこへ?
とにかく本当に信頼してお任せできる力・経験・繋がりを持ったオールメディカルさんです。
これからもお世話になりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(令和3年3月1日開院)