コロナウイルスの感染が増加しています。
多くの医院で来院患者数の減少も見受けられますが、まずはクリニックでも院内感染を防ぐための対応が早急に必要です。
下記の点についてルールやプロセスを決めておられるクリニックも増えています。
あるクリニックでされている対策例をご紹介させて頂きます。
（複数のクリニックの対応まとめたものです）
１．院内対策
対患者
・外来に来られた患者さん全員に入り口前で検温してもらう
・マスク、手指消毒をしてもらう
・熱発患者さんには来院しない様に呼びかける（保健所等への相談を促す）
・熱発患者さんが来られた場合には、車などで待機してもらって処方のみにする
・予約制にして待合室の人数を減らす（電話で症状を聞く）
・クリニックでPCR検査は出来ない事を告知する
院内、スタッフ
・医療用ゴーグル、マスク、使い捨てゴム手袋を着用させる
・問診票のボールペンは毎回消毒する
・飲食の場合は２ｍ以上距離をとる
・空気清浄機の設置
・院内消毒、定期的な換気を行う
２．感染（疑い）の場合
・発熱等の症状があるスタッフ、または家族がある場合には休ませる
・来院患者さん、スタッフに感染者が出た場合には、２週間程度休診して消毒を行う（かかりつけの患者さんにはその間の処方対策も必要）
まとめ
院内で早急に対策をまとめ、スタッフへの周知徹底、またホームページなどでの告知が必要です。
また、万が一院長先生やそのご家族が感染してしまった場合の対応についても決めておく必要があります。
